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2006年08月23日

【流通】夢の街創造委員会、ネットカフェへ宅配サービスを提供へ

――シナジー効果は発生するか――

インターネットの宅配・デリバリー専門サイト 「出前館」を運営する夢の街創造委員会は、インターネットカフェ「ほっとBBステーション」及び「ほっとステーション」を提供するほっとステーショ ンと業務提携を結び、インターネット利用率の高いネットカフェにおいて、できたて且つ本格的な食事をネットカフェ利用者にお届けする宅配・デリバリーサービスを8月22日より開始した。
夢の街は、出前・宅配・デリバリー等のサービスを行っている店舗の情報を掲載し、サイト上で注文を受け付けるという仕組みを提供。一方のほっとステーションは、独自の管理システムを導入し、ネットカフェ「ほっとBBステーション」及び「ほっとステーション」を展開、安・近・短で利用者が気軽にリラックスできる空間を提供している。夢の街は、直接できたての食事をお届けするデリバリー・宅配のサービスをネットカフェに対して今回初めて開始することにより、ネットカフェにおける展開を拡大していく。ほっとステーションは、できたての食事をネットカフェの利用者に届けることで、ネットカフェでの滞在時間を長くし、 飲食における顧客サービスの向上を目指す。
具体的には「ほっとステーション」及び「ほっとBBステーション」の利用者は、各座席のスタートページから、その座席までデリバリー可能な店舗の情報やメニュー、お届けまでの待ち時間を見て、商品を選び、座席番号を入力するだけで注文ができる。注文の確認完了後、最短30分という早さで、注文を受けた座席までできたての食事が届く仕組みとなる。ただし、ユーザーが直接出前館からアクセスして注文する仕組みとどのように違うのかは不明。
シナジー効果は果たして発生するのか注目していきたい。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:45| 流通