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2006年08月18日

【知識】セントラルファイナンス、デジタルペンシステム導入

セントラルファイナンスは、信販業界で初めて、大日本印刷の技術支援を受け、クレジットカードやショッピングクレジット申込業務にアノト方式デジタルペンシステムを本格導入する。
アノト方式デジタルペンシステム導入により、「個人情報保護」と「業務効率化」が実現する。現在、多数の提携先企業と導入協議しており、平成18年10月から本格展開する予定。
アノト方式デジタルペンシステムとは、特殊な電子ペンと専用契約書(申込書)を使用し、契約書(申込書)に記載された申込情報や筆跡を直ちに電子化し、そのまま最寄のパソコンもしくはサーバに送信されるシステム。
加盟店の店頭などで消費者が記入した契約書(申込書)を同社に送る際に、アノト方式デジタルペンを使用すると契約書(申込書)を送ることなしにデータのみを同社に送ることができ、誤Fax等が防止できる。クレジットカード申込においては、申込書レス対応を行い、申込書郵送時(輸送時)の紛失リスクを防止できる。
アノト方式デジタルペンで記入された電子化データ(ストローク・データ)は、一般には公開されていない可視性のない座標データであり、独自の圧縮データ形式で保存されるため、万が一デジタルペンが盗難・紛失等により外部に流出したとしても、デジタルペン内部のデータを取り出すこと、若しくは解析することは困難。
アノト方式デジタルペンを利用することにより、リアルタイムで審査部署にデータ送信し、申込書に記入された筆跡をOCR処理を行い、テキスト化することで同社イメージワークフローや自動与信システムとの連携を図り、同社内の審査業務効率化を図ることができる。
アノトデジタルペンシステムを提携先に提供することにより、個人情報保護を強固にするとともに、クレジット審査業務の簡素化・迅速化を行い、提携先へのサービスアップを実現できる。
将来的にはクレジット業務の他にもアノトデジタルペンを使った提携先の売買契約書や各種書面作成時のデジタルペン化業務の受託も行い、提携先の個人情報保護、業務効率化のサポートを行っていくことも視野に入れている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:28| 知識