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2006年09月04日

【流通】フロントメディア、jig.jpと共同で携帯向けテレビ番組を放送開始

――高画質携帯メディアの誕生――

フロントメディアでは、「jigムービープレイヤー」※1を開発したjig.jpと共同で、NTTドコモの3.6Mbps高速通信サービスHSDPA※2に対応したプレイヤーを開発し、9月7日(木)より携帯動画では最高の画質を実現した携帯向けテレビ番組の放送を開始する。今回の番組開始に際して、東芝エンタテインメントからのコンテンツ提供を受け、この秋の話題の新作アニメ「BLACK BLOOD BROTHERS」をケータイで初めて、地上波放送直後に放送する。視聴者は、ケータイ向け完全無料放送局「Qlick.TV(クリック ドット ティービー)」より、HSDPAのパケット通信速度に最適化したプレイヤーをダウンロードして番組を試聴することにより、従来のFOMAケータイを大幅に上回る画質で視聴することができる。
ケータイのTV化、動画コンテンツの無料化がはじまりつつあるが、高価な端末価格、また画質についてそこまでユーザーの欲求があるのか、放送内容など様々な疑問があるが、恐らく双方向性がなければ普及はしづらいのではと思われる。

※1 jigムービー
携帯電話向けのパケット通信を利用した動画配信プラットフォーム。従来の携帯電話向けの動画配信プラットフォームでは不可能であった長時間の動画配信を可能にした。
※2 HSDPA
NTTドコモなどが採用している第3世代(3G)携帯電話方式「W−CDMA」のデータ通信を高速化した規格。3G方式の改良版であることから「3.5G」とも呼ばれ、従来の5倍以上の通信速度を実現。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:24| 流通