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2006年09月27日

【流通】日本オラクル、ロジスティクス分野への取り組み強化

――企業の戦略的物流を実現――

日本オラクルは、新しい物流管理アプリケーション「Oracle Transportation Management」の日本での提供開始を機に、ロジスティクス分野への取組みを強化することを発表した。 「Oracle Transportation Management」は、2005年11月にオラクル・コーポレーションが買収を完了したG−log(ジーログ)社のグローバル物流を管理するアプリケーション「G−Log」を機能強化し、オラクルの業務アプリケーション「Oracle E−Business Suite」の一製品として提供するもの。「Oracle Transportation Management」では、3次元の積荷空間を想定した画像シミュレーションによる積荷配置計画機能の搭載により計画精度が向上しており、また「Oracle E−Business Suite」の受注管理モジュール「Order Management」、発注管理モジュール「Purchase Order」、買掛未払金モジュール「Payables」などのアプリケーションとの連携が可能になっている。これにより、物流プロセスだけをシステム化する個別最適のアプリケーションとしてではなく、企業のサプライチェーン全体の最適化を促進し、効率的に企業全体を横断するグローバル規模のロジスティクス・システムの構築として「Oracle Transportation Management」を導入することが可能となった。
ソフト分野からの物流ソリューション提案も面白いが今後のアライアンスも注目していきたい。

※ロジスティクス: 調達・生産・販売・消費を考えながら、顧客のニーズに適合させて、原材料の仕入れから半製品や完成品の効率的な流れを、計画し、実施し、管理すること

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:08| 流通