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2006年10月23日

【知識】ヤマノHD、連結子会社を吸収合併

ヤマノホールディングスは、平成18年10月16日開催の取締役会において、連結子会社である丸正と堀田産業との合併を決議した。また、丸正及び堀田産業は、同日付開催の取締役会で、合併合意書を締結することを決議した。
丸正は、ヤマノグループの和装・洋装・寝装・アパレル卸の中核会社として財務体質の改善及び収益体制の強化に重点を置いて経営を進めている。また、「脱問屋」を掲げオリジナルブランド商品の企画・開発(ものづくりへの挑戦)の拡大を図り、各事業本部の自主性と透明性を尊重し効率のよい事業活動を推進してきた。堀田産業は、ヤマノグループのアパレル事業の中核として意匠撚糸事業や洋装事業等を行っている。
今回、同社グループの洋装事業の統合を図り、経営資源を集中し各事業の効率化と一体化を推進することが同社グループ及び両社にとって望ましいと考え、今回の合併に至った。
丸正では、堀田産業が持っているノウハウの共有化に伴い、小売分野での豊富な経験と知識を持つ人材を確保し、アパレル事業の強化に繋げ、海外での事業展開も視野に入れることが可能となる。また、商品製作や企画、ブランド・デザイン力の強化にも繋がる。一方の堀田産業では、川上から川下までの商流をより拡大することが可能となる。両社が一体となって、それぞれの長所を最大限に活かし、より強力な経営体制で同事業を推進し、経営資源・ノウハウの共有化に加え、効率的な経営を行うことによって利益向上が図れると判断している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:34| 知識