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2006年10月31日

【知識】富士ゼロックス、子会社統合

富士ゼロックスは、100%出資子会社でオフィスプリンターの開発・販売を担当する富士ゼロックスプリンティングシステムズを、2007年4月1日付で統合する。
富士ゼロックスプリンティングシステムズは、オフィス向けプリンター事業に経営資源を集約し、機動的かつスピーディな経営の確立を目的として、2003年4月に富士ゼロックスから分社化し、事業を開始した。設立以来、日本市場、アジア市場、欧米市場向けのOEM(相手先ブランドによる供給)事業展開を中心に着実に売り上げを伸ばし、富士ゼロックスの成長を牽引する中核事業のひとつとなっている。
今回の統合は、今後ますます競争が激化し、かつ、コピー、ファクス、スキャナーなど複合機能化へと需要が高まっているオフィスプリンター市場に対応し、技術開発から商品開発、生産、販売までの一貫したメーカー体制を強化することを目的としている。富士ゼロックスプリンティングシステムズがプリンターメーカーとして培った経験、知識、体質を継承しながら、同社および富士ゼロックスが持つ技術・開発・調達・生産を合わせた総合力を発揮することで、富士ゼロックス全体のメーカー体質の強化という相乗効果を狙う。これにより、オフィスプリンター事業の競争力を強化し、ワールドワイドでの更なる事業拡大を目指していく。
具体的には、(1)プリンターの設計力、技術力、生産力の強化とオペレーションの効率化・迅速化、(2)プリンターと複合機双方の開発体制の連携を一層強化することによる商品ラインアップの充実と開発効率のアップ、(3)富士ゼロックスの販売力を活かした販売機能の統合による国内の販売力強化を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:28| 知識