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2006年11月13日

【流通】三井住友カード、福岡空港で中国人観光客向け決済サービス開始

――中国人観光客誘致に向け、ショッピング・観光の環境を整備――

福岡空港ビルディングと三井住友カードは提携し、2006年11月11日より、九州の空港初となる、「中国からの観光客向け決済サービス(銀聯(ぎんれん)カード)」を福岡空港免税店(国際線ターミナル内)で開始した。
銀聯カードは中国の銀行が発行するキャッシュカードに付与されたブランドで既に中国国内では約10億枚が発行されており、ほとんどの中国人が所持しているカード。三井住友カードは昨年12月に日本で唯一のパートナーとして中国銀聯と提携し、銀聯カードが日本国内の銀聯カード取扱加盟店で利用可能であった。
今回、福岡空港免税店(国際線ターミナル内)においても銀聯カードでの決済が利用可能となる。福岡空港は「九州の玄関口」として年間2百万人を超える国際線の利用があり、アジア、特に中国からも「一番近い日本」として複数の航空会社が就航しており、中国からの旅行客も年々増加している。
三井住友カードは福岡空港へのサービス導入により、中国からの観光客・ビジネス客へ向けて免税店での買い物の利便性の向上を狙う。
現在、中国から日本に訪れる旅行者は、2005年65万人、2〜3年後には100万人に及ぶと言われている。今回の福岡空港への導入により、九州への中国人観光客誘致を拡大への期待は高まっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:03| 流通