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2006年11月16日

【流通】ジャパンシステム、「物流支援ネットワークシステム」を販売開始

――共同輸送のための情報共有化・業務効率化を低コストで支援――

ジャパンシステムは、運送会社で構成される各種運送事業共同組合の共同輸送を効率的に行う物流システム「物流支援ネットワークシステム」を、関東地区から11月14日より販売を開始した。
同システムは、運送会社で構成される各種運送事業協同組合の共同輸送を効率よく行える仕組みを提供するもの。共同輸送を促進させるとともに運送業務のIT化を図ることで中小規模の運送会社の業務効率向上やトラック積載稼動率の向上を支援する。同システムは本来、特定グループや特定の共同組合で使用できる業務特性にあった個別システムのため、搬送種類別、地域別、中小運送会社の本社、営業所間の情報交換ツールとしても導入できる。そのため、小単位に細かい物流ネットワークシステムの構築を低コストで実現することが可能。また、同システムを導入した事業組合各社の中でもシステム導入効果が図れるよう、事務所とドライバー間のやり取りを携帯電話やPDAを使ってデータ通信で行える機能を付け、通信コストを削減することが可能。価格はソフトウェアのみで500万円(税別)、その他、保守費用が年間50万円となっている。ジャパンシステムは、同システムで初年度、約1億円の販売を目指している。
現在、燃料費の高騰による輸送コスト増、社会的問題であるNOxの削減等、各運送会社は様々な課題を抱えている。共同輸送を行うことにより様々な課題が改善されていくことを期待する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:51| 流通