2006年11月27日
【流通】日本ロジテム、日系自動車メーカーの輸送業務を開始
――小ロット・多品種の完成自動車輸送を実現――
日本ロジテムの連結子会社であるロジテムベトナムＮｏ．２は、ベトナム国内において、新方式による日系自動車メーカーの完成車輸送業務を開始した。
同サービスはロッコーエンジニアリング製造のコンテナによる完成車輸送で生産工場から直接輸送を実現し、完成車のダメージ率の低減と輸送コストの削減をするというもの。日本ロジテムグループは、ロッコー社とインドシナ半島６ヵ国（ベトナム・タイ・マレーシア・ラオス・カンボジア・ミャンマー）における独占販売契約を締結し、日系自動車メーカーをはじめとする旺盛な需要に対応できる体制を拡充している。
また、同サービスでは、域内自動車輸送の需要拡大に応えるため、ロッコー社製の「マザーラック」を採用。現在、７５台を導入しハノイ〜ホーチミン間の完成自動車輸送に利用しており、更に、年内中に１５０台体制とし、「自動車梱包物流」のノウハウを構築した。同サービス拡販により、コンテナ輸送の大幅な積載率向上と自動車輸送の供給不足の解消が期待される。
近年、海外自動車生産台数は世界的な現地生産の拡大により、全地域で前年を上回る状況になっており、アジア地域での域内自動車輸送への需要が飛躍的に高まっている。今後もコンテナ輸送の大幅な積載率向上が期待されるだろう。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 14:37| 流通
