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2006年12月01日

【流通】ファミリーマート、「ファミマフレッシュ」を本格展開

――新たな食の提案――

ファミリーマートは、同社の既存店活性化策の中心として、「ファミマフレッシュ」のフランチャイズ店舗への本格展開を12月より開始する。
同サービスはファミリーマートの店舗内で、キット食材や小分けの素材、生鮮品など"中食+内食"に対応する商材を、「ファミマフレッシュ」として品揃えの幅を増やし、ひと手間加えることで、中食だけでは実現できない「できたて」「アツアツ」「本格」などのニーズに対応する商品を多数取り扱う予定。単身世帯や夫婦二人暮らしなどの中高年客層、有職主婦など手軽にしっかりした食事をとりたいという新たな顧客層の取りこみを図る。また、同サービスは、(1)「青果」(2)「キット食材」(3)「切っちゃいました」(4)「鍋」(5)「精肉・魚」(6)「こだわり食材」の6つのカテゴリーと、既存日配品をあわせて約150アイテムで展開する。生鮮商材に関しては、細かくニーズが異なるため店舗によって品揃えを柔軟に変化させ対応する予定。「キット食材」「切っちゃいました」は、一人、二人分程度の個食対応商材となっていて、簡単な調理で手軽に本格的な食事が楽しめる工夫がされている。
同サービスは、現在約50店舗で開始されているが、2007年2月末までに首都圏(東京都・神奈川県)を中心におよそ400店舗に拡大し、2008年2月末までには1,000店舗に拡大する予定。手軽にしっかりした食事をとりたいというニーズに答え、最近ではコンビにでも生鮮品などを扱うようになってきている。コンビニが利便性を追求した業態から、新たなニーズへの対応を可能とする業態へと進化してくることで店舗活性化に繋がると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:27| 流通