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2006年12月12日

【流通】You Tube、動画見ながらチャットができるサービスの実験開始

――動画を見ながらチャットを楽しむWEBサービス――

米You Tubeは12月7日新サービス実験用のサイト「Test Tube」を立ち上げた。「試験管」と名付けられたこのサイトはYou Tubeのエンジニアやデベロッパーが未成熟な技術の実験を行う場所と定義されている。その第1弾として、You Tubeは「Streams」サービスの実験を開始した。
同サービスはリアルタイムで動画体験を共有することを目的としたサービスで、ユーザーは自分のStreamルームを作成し、その場でほかのユーザーと流れている動画について感想を書き込んだり、自分のプレイリストや視聴した動画の中から好きなビデオをQuick Listという共有プレイリストに追加したりすることができるというもの。
なお、Streamルームは1人につき1カ所しかいることができないという制限があり、別のStreamルームに行きたい場合には、今いるところを離れる必要がある。また、流れている動画が不適当と判断した場合には同社のレビューチームに送られ、一定限度を超えた場合には動画が削除される。Streamルームの管理者はユーザー管理や動画投稿の制限などを設定することができる。
映像=受身というパッシブな要素から、チャットで参加、自分で映像を選ぶ、誰かが選ぶというアクティブな要素を取り込んだ同サービス。
映像による新しいコミュニケーションが体験できるという新たなサービス展開に期待ができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:16| 流通