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2006年12月19日

【流通】ソフトバンクモバイル、子供向けブランド立ち上げ

――キッズケータイ市場の拡大――

ソフトバンクモバイルは12月14日、新ブランド「コドモバイル」の立ち上げを発表、第1弾端末「コドモバイル Softbank 821T」を2007年2月下旬以降に発売すると発表した。
コドモバイルは、子供向け携帯電話を提供することで保護者に安心を、子供自身に安心と使いやすさを提供するというコンセプト。第1弾端末となる同商品は同社初の子供向けGPS機能付き端末で、東芝製となっている。
同商品は、液晶上部のスイッチを引くことで鳴動する防犯ブザー機能が搭載されていて、ブザーと連動して登録した保護者などに通話や、テレビ電話機能を利用したTVコール、位置情報メールの送信などが行えるようになっている。また、ブザーと連動する大型の防犯ランプも装備。そのほか、通話やメール、ウェブアクセスを制限する安心機能も搭載している。
ゲームやアレンジメール用素材などがプリインストールされているほか、ボディカラーに合わせてブルーの端末には男子向け、ピンクの端末には女子向けデザインのメニューを初期設定している。メインディスプレイは2.4インチでQVGAに対応、カメラ機能は有効画素数324万画素となっている。 また、発売にあわせて対応サービスも開始される。同社の3G携帯電話やPCから子供の位置を確認できる「イチなび」と、小学生を対象としたコンテンツのみを提供するポータルサイト「Yahoo!きっず」を開始する予定。
ドコモ、auに続くソフトバンクでのキッズケータイの発売。最近は小子化傾向だが、保護者にとって、子供の携帯電話の所持が当たり前になっている。子ども向けモバイルはこれからが激戦となるだろう。子どもむけモバイル市場は、拡大化が進む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:04| 流通