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2006年12月21日

【流通】UFJニコス、金沢の飲食店チェーンに非接触ICカード決済サービス導入

――飲食店においてのスピード決済を実現――

UFJニコスは飲食店チェーンのロンスターと組み、携帯電話などを使って簡便に代金支払いが1できる非接触ICカード決済サービス「ビザ タッチ(スマートプラス)」を同社店舗に導入することで合意、12月19日から各店で取り扱いをスタートした。
同社は、金沢市の中心街・片町で「トントントンガラシハ、旨イヨ」「ジガーバーセントルイス」「居乃一BAN」「洋膳坊 楽の市」「bistro 紙屋市べゑ」「Chopstick cafe汁べゑ」の6店を展開。
同社は、顧客サービス拡充策を検討し、その一環から、同サービスの導入が効果的と判断、来店客の利便性向上やレジ業務の効率化を目指してロンスターとの提携を決めた。
なお、「ビザ タッチ」はビザ・インターナショナルが提供する国内共通の非接触IC決済サービスで、「スマートプラス」は同社が独自に展開している同様のサービス。両サービスとも携帯電話を使ったモバイル型と専用のプラスチックカード型があり、親カードをNICOSカードあるいはUFJカード、子カードを「ビザ タッチ」又は「スマートプラス」とする親子カード方式を採用、利用分は親カードに合算して一括請求される仕組みとなっている。
今後、同社は「スマートプラス」取扱店を「ビザ タッチ」取扱店に衣替えして汎用性を高める一方、カード会員向けにも「ビザ タッチ」の普及・発行を進めていく予定。
すでに、「スマートプラス」は「ビザ タッチ」と互換性を持たせており、ロンスターでは他の国内VISAメンバーの発行する「ビザ タッチ」の取扱いも可能となっている。
スピード決済ができる利便性から最近はコンビニや鉄道、バスなどでも非接触ICカード決済が増加している。今後はこの非接触ICカードがもっと普及し未来のカードとしての役割を担う時代になってくることだろう。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:03| 流通