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2006年12月26日

【流通】UFJニコス、食品スーパーに非接触ICカード決済サービスを導入

――食品スーパーにIT決済導入――

UFJニコスは、地場食品スーパー1「サントマト」を経営するベジネットと組み、同スーパー各店に非接触ICカード決済サービス「ビザ タッチ(スマートプラス)」を導入することで合意、12月27日から直営5店で運用を開始する。
「サントマト」は、いわゆる「八百屋」的雰囲気を残しながら多店舗化を進める地元密着の食品スーパー。現在、千葉県、東京都、茨城県に直営5店を数え、各店では毎日新鮮な食材を提供、また毎週日曜日には値打ち品を揃えた朝市を開催するなど、地域住民の生活になくてはならない存在となっている。
同スーパーでは、最近クレジットカード払いを希望する消費者が増えていることから、サービスの向上やレジ前の混雑緩和、代金精算の効率化を図るため、クレジットカードの取り扱いや携帯電話等をかざして素早く代金支払いできる「後払い小額決済サービス」の導入することとなった。また同スーパー江戸川台店では、店舗のPOS(販売時点情報管理)システムに同サービス端末を組み込み、POS端末での売り上げ処理と同サービスの決済処理を一度で済ませられるよう、レジ廻りの一層の省力化を実現している。
「ビザ タッチ」はビザ・インターナショナルが提供する国内共通の非接触IC決済サービスで、「スマートプラス」は同社が独自に展開している同様のサービス。両サービスとも携帯電話を使ったモバイル型と専用のプラスチックカード型があり、親カードをNICOSカードあるいはUFJカード、子カードを「ビザ タッチ」又は「スマートプラス」とする親子カード方式を採用、利用分は親カードに合算して一括請求される仕組みとなっている。また「スマートプラス」は「ビザ タッチ」と互換性を持たせており、同スーパーでは他の国内VISAメンバーの発行する「ビザ タッチ」の取扱いも可能となっている。
食品スーパーでも携帯でクレジットカード決済ができるようになってきている。今後も非接触ICカード決済サービスは非常に利便性が良いため、様々な分野での発展が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:49| 流通