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2006年11月21日

【知識】飛島建設、建築予算原価管理システムを再構築

飛島建設は、基幹系システム(SAP/R3・財務会計他)および同社開発の土木・建築原価管理システムの自社運用ならびにみずほ情報総研と共同で社外展開を行っているが、今回、建築予算原価管理システム(ACE)の再構築を行い、クライアント・サーバシステム、リッチクライアントシステムなどの採用により、運用性を向上、業績把握のより迅速化を実現し、財務会計システムデータなどとの連携・整合性向上を図った。
従来はスタンドアローンの建築予算原価管理システムを展開しており、各作業所からの月次報告データを集約して全社業績として把握するまでにタイムラグが発生していた。来年度からの四半期決算に対応するため、業務フローおよび月次業務サイクルを見直すと共に業績把握の迅速化を狙いとした、クライアント/サーバ型の建築予算原価管理システム「ACE」として再構築した。サーバに集約された工事のデータは、支店版・本社版の管理機能によって、迅速に月次業績が把握可能となり、基幹系システム(mySAP ERP2004)とのデータ連携によって、財務会計と整合性のとれた精度の高い原価管理が可能となる。
現在、支店の教育展開も完了し、各作業所において旧システムからACEへのデータ移行を順次実施しており、今後は、来年1月から全社的な仮運用を開始し、4月より全面稼動となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:20| 知識