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2006年11月27日

【知識】川崎汽船、LNG船の船舶管理を子会社に移管

川崎汽船は東京本社LNGグループLNG船管理室で行ってきた日本を含むアジア太平洋域でのLNG船の船舶管理を同社100%子会社であるケイラインシップマネージメントに移管する。
同社は1983年に本邦海運会社として初のLNG船の保有・船舶管理に携わって以来、安全運航の徹底に努めつつ、業容の拡大に取り組んでおり、現在31隻のLNG船の保有に関与、7隻(東京4隻、ロンドン3隻)の船舶管理を行っている。クリーンエネルギーとしてのLNGの需要は全世界的に拡大を続けており、2009年までには同社グループの成約済LNG船隊は48隻(うち15隻を船舶管理)に増加する見込み。
発電燃料や都市ガス原料としての高度な社会性が要求されるLNG輸送を安全且つ効率的に遂行するにはLNG船の船舶管理業務が非常に重要であると考え、同社グループの総力を挙げてこれに取り組んでいく。その一環としてアジア太平洋域でのLNG船の船舶管理を同社グループ内の船舶管理専門会社でLPG船や石油タンカー等の危険物輸送船を一元管理しているケイラインシップマネージメントに集約移管し、両社が蓄積してきた危険物輸送船特有の管理技術・情報・海技ノウハウを共有すると共に、グループ全体の良質な船員の育成・確保に取り組み、一層の安全運航管理を追求していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:11| 知識