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2006年12月01日

【知識】JFLA子会社、加賀屋醤油から事業を譲り受け

ジャパン・フード&リカー・アライアンス(以下JFLA)の100%子会社である加井酒造は、11月28日付けで、4月1日より業務提携関係にある加賀屋醤油との間で、同社が営む醤油・ソースを主体とする調味料等製造販売事業に関する事業譲渡契約を締結した。
加賀屋醤油の前身は、江戸時代には阿波藩(徳島県)の有力な藍商であり、藍染の発酵技術を生かした醤油醸造が本格的に始められてから100年を優に越えた現在では、徳島県でトップクラスの醤油メーカーとしての地位を確立している。同社が製造する醤油のみならず、だし醤油やソースなど、歴史と伝統に裏づけられた様々な製品は、地元住民から多くの支持を集めている。今回、JFLAグループは、加賀屋醤油をメンバー企業とし、同社の醤油・ソース等を中心とした調味料等製造販売事業を受け継ぐ。「風土に根ざした地場の食文化を守る」という同社グループの企業コンセプトのもと、四国ではすでに、醤油・調味料分野で香川県のマルキン忠勇がメンバー企業となっているが、同じ四国圏であっても香川県とは異なる、徳島県に独自に根付く味わいを守り、さらなる同エリア内での販売拡大を目指す。また生産面において、JFLAグループ内の既存醤油醸造事業との連携による効率改善を図っていく。JFLAでは今後も、各エリアに根ざした食品関連企業を同社グループのメンバー企業とする戦略を積極的に展開していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:40| 知識