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2007年01月19日

【知識】東芝テック、家電事業を譲渡

東芝コンシューママーケティングは、クリーナーおよびジューサー、ミキサー商品における事業体制強化のため、東芝テックが行っているこれらの商品の開発・製造を東芝コンシューママーケティングの製造グループ会社に統合する。
これにより、意思決定の迅速化と事業構造の効率化を図り、競争が熾烈になる同商品市場において、収益力の強化と更なる事業拡大を目指す。
東芝の白物家電商品の企画、開発、製造、販売を行う東芝コンシューママーケティングは、東芝テックが行っているクリーナーを中心とする商品の開発・製造を、東芝コンシューママーケティングのグループ会社であり、冷蔵庫、洗濯機、IHクッキングヒーターなどの家電製品の開発、製造を行う東芝家電製造に移管・統合することで事業体制を強化する。
さらに、これらの商品事業における、商品企画力の更なる強化、市場への迅速な対応が期待され、また、他商品との製品、部材、金型の共同調達、技術のトランスファー、製造におけるシナジー効果も見込まれる。
一方、東芝テックは、選択と集中の観点から、クリーナー事業を主体とした家電事業の分離・移管により、流通情報システム事業、画像情報通信事業等への集中を行い、経営資源投入の効率化を図り、より強固な事業基盤の構築を目指す。 
東芝テックと東芝コンシューママーケティングの両社はこれまでクリーナーを主体とする家電事業において、開発・製造を綿密な連携のもとで展開してきたが、それぞれの得意分野への集中により、一層の競争力を発揮できるとの認識で両社の目的が一致し、今回の事業統合に関し、合意に達した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:02| 知識