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2007年02月15日

【流通】ソフトバンクテレコム、電子ペーパー端末を開発

――ネットワーク化によるコンテンツ配信の実現へ――

ソフトバンクテレコムは、認証型の公衆無線LANに接続可能な電子ペーパー端末を日本で初めて開発した。同端末は、同社が日立製作所および富士通とそれぞれ共同で開発検討を行い、同社の無線LAN認証技術のノウハウと両社の電子ペーパーの開発ノウハウを結集したもの。
公衆無線LANと電子ペーパー配信システムの共存、電気配線が不要で低消費電力、セキュリティの安全性などが特徴として挙げられる。また、認証を必要としない公衆無線LANや構内無線LANで同端末を使用する場合には、無線LAN認証機能は事前設定で取り外すことも可能で、この場合、不特定多数の同端末に対してコンテンツ配信が可能となる。電子ペーパーに無線通信機能を装備することで、表示するコンテンツを遠隔地から配信することも可能となり、公共の場や個人・ビジネス利用において、様々な利用の想定が広がるものと思われる。
将来の省エネディスプレイ、情報表示デバイスとしてその商用化が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:28| 流通