<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年03月06日

【流通】『ホットリンク、「マーケティングSNSシステム」を共同開発』 

――ブログ・SNSシステム開発のホットリンク――

ホットリンクは、大日本印刷と提携し、企業のマーケティング、販売促進、CRMのための顧客情報収集推進を目的とした「マーケティングSNSシステム」を共同開発した。
同システムは、企業がSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を構築、そこに自社製品やサービスのユーザーを呼び込み、そのコミュニティーからデータを収集し、マーケティングに活用するもので3月1日よりDNPを販売元としてASPとパッケージで販売開始している。
システム運用のイメージとしては下記の通り。
まず、同サービスを導入した企業は、オリジナルのSNSを構築する。消費者が年齢、性別、居住地域など属性登録すると専用IDが付与され、会員としてSNSの利用が可能となる。ここでは書き込みをした会員へのポイント付与、簡単にSNS会員向けにアンケートを実施する機能もついている。その後、書き込みやアンケート結果から消費者の評価・要望を吸い上げ、マーケティングデータとして活用。
新システムの販売価格はASP方式で月間30万円から、パッケージ方式で150万円からとなっていて、同社では、書き込みの中からキーワードを抽出し、人気商品や利用者の属性ごとの購買傾向などを表やグラフで分析できる追加機能も提供している。
最近はネットコミュニティを利用した企業の販売促進活動が活発化している。SNSをマーケティングで活用する場合において、目的(成果イメージ)を持って運営することが重要になってくるだろう。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:09| 流通