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2007年03月16日

【流通】『日立情報システムズICタグ活用の入場受付システムを提供』

――ライブチケットの偽造防止と本人確認を実現――

日立情報システムズは、スパイスミュージック、ぴあの両社が主催し、2月26日〜3月14日に全国6会場で開催された人気ロックバンド「ORANGE RANGE」のファンクラブライブツアー「AID JAM007」に、ICタグを活用した入場受付システムを提供した。同システムは、ライブチケットの代わりに、ミューチップと呼ばれるICタグを縫い付けたタオルマフラーを、ライブの申込者に予め発送、ライブ会場の受付でICタグのIDを読取ることにより、チケットの偽造防止だけでなく本人確認を実施し、チケットの不正転売などを防止するというもの。 「AID JAM007」はファンクラブ会員限定のライブツアーで、チケットの偽造やネットオークションを利用した不正転売が心配されていたが、同問題解決のため、両社は、業界初の試みとして、ICタグ入りのタオルマフラーをチケットの代用とするしくみを考案した。日立情報ではサービス提供により、チケットの偽造防止と本人確認を実現した。
RFID市場は急速に拡大しつつあり、特に偽造防止の分野では、小型で真正性に優れたミューチップの活用が進んでいる。今後もこのミューチップを活用したソリューションが発展しそうである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:00| 流通