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2007年03月26日

【流通】『YouTubeが史上最速で利用者1000万に』

――動画のコンテンツに直接アクセスするユーザーが増加――

ネットレイティングスが3月22日に発表した2007年2月のインターネット利用動向調査で、動画共有サービスの「YouTube」の国内家庭からの利用者が1000万人を超えたことが分かった。2005年12月に開設した同サービスは、わずか14カ月で利用者1000万人を超えたことになった。2月の同サービスの利用者数は1017万人で、利用者が1000万人を超えるサイトはほかにポータルやECサイトなど18サイトしかない。また、同サービスはページビュー数も約6億2500万PVで最高値を更新。1人当たりの平均利用時間は1時間15分だった。利用者が1000万人を超えるまでにかかった期間は、Yahoo! JAPANで55カ月、Amazon.co.jpで42カ月、Googleでは51カ月などで、14カ月で達成した同サービスの急成長が際立つ。
また、詳しい調査によるとトップページの利用者数は同サイト全訪問者数の2割程度にとどまっていることが分かった。これはつまり、トップページではなく、動画のコンテンツに直接アクセスするユーザーが大半を占めるということで、ブログやSNSの日記・コミュニティなどのいわゆるCGM(消費者作成コンテンツ)に貼られた膨大な個別映像やURL経由で大半の利用者が流入しているために起こっている現象である。
新しいビジネスモデルで急成長を迎えた同サイトだが、今後はどういったサービスを提供してくれるのだろうか。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:50| 流通