【流通】『ＮＴＴデータ携帯電話バーコード決済サービスを本格展開』
――試行サービスから本格展開へ――
ＮＴＴデータは、携帯電話バーコード決済サービス「モバイルレジ（ＴＭ）」の開発を完了し、１月２９日よりみずほ銀行、カタログハウス、トランスファーネットと試行サービスを実施してきたが、順調に稼動していることを受けて、４月２日以降順次、金融機関・収納機関を大幅に拡大する。
４月以降の展開として、収納機関ではカタログハウス、トランスファーネット、みずほファクター、およびその委託企業である河合塾、伊那食品工業など約３００社が４月中旬以降開始する。そのほかにも、ＮＴＴドコモ、セシールにも導入が決定している。金融機関ではみずほ銀行がすでに実施しており、４月中には多くの金融機関にて実施される予定。
また、同サービスを利用可能な携帯電話はＮＴＴドコモのバーコード決済機能がついたもので、ａｕ、ソフトバンクモバイルについても９月を目途に対応する予定である。同サービス導入により、利用者は自宅や外出先などの場所を選ばず、携帯電話のカメラで請求書のバーコード（ＵＣＣ／ＥＡＮ−１２８）を読み込むだけで金融機関が指定するサービス時間内であればいつでも支払い処理が可能となる。また、携帯電話でのバーコード認識について各種携帯電話にはJANコード・QRコードが搭載されていたが、今回のサービスではＮＴＴドコモの協力によりｉアプリによるＵＣＣ／ＥＡＮ−１２８バーコード読み取り機能を使用する。
携帯電話を収納チャンネルとして利用することで利用者にも企業側にもメリットがある同サービス。今後も導入とともに、コンビニなどで支払っていた収納金は携帯電話で支払うという新しい支払いの流れに変わってくるだろう。
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投稿者：gotsuat 13:44| 流通
