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2007年04月05日

【流通】イオン、電子マネー決済サービスの概要などを発表

――イオンから電子マネーが誕生――

イオンは3日、新たに発行するグループ独自の電子マネー「WAON(ワオン)」のサービスを、4月下旬に始めると発表した。同サービスは、消費者のライフスタイルに合わせ、3種類の対応カードから選択が可能。同社が発行する現金チャージ専用の「WAONカード」、イオンクレジットサービスが発行する、イオンカードの子カードであり親カードからのチャージも可能な「WAONカードプラス」と、「WAON」とクレジットの両方が使える「イオンカード(WAON一体型)」がある。

首都圏と新潟県の「ジャスコ」など約100店を皮切りに、夏には大阪、名古屋圏へ広げ、08年度中には全国の大半のグループ店で使えるようにする。今後、グループ外の小売りや飲食店などでも使える店を増やす計画では当初、1年で800万枚の発行を見込み、さらに、グループを超えての連携も視野に入れた展開を進め、社会性、公共性を高め、生活のインフラとして、誰にでも使い易く便利な電子マネーを目指す。また、同社は、2月1日より、東日本旅客鉄道エヌ・ティ・ティ・ドコモが共同開発した共通インフラ(共用リーダ/ライタ及び共通利用センター)を導入し、「Suica」とケータイクレジット「iD」の本格的な展開を進めてきた。今回、発行を開始する「WAON」が加わり、決済方法の選択肢がより拡がることで、消費者へのさらなる利便性向上を提供していく予定。

セブン&アイホールディングスでもセブンイレブンで使うことができる電子マネー「nanaco」の導入を予定しているが、他社の電子マネーでも相互作用があれば便利だと思う。これから電子マネーを導入するところがもっと増えてくるのではないだろうか。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:02| 流通