2007年04月09日
【流通】松屋、新クレジットカード「松屋カード」を発行
――利便性・サービスを向上させた新クレジットカード――
百貨店の松屋は、25日より、利便性・サービスを向上させた新しいクレジットカード「松屋カード」を発行する。カード会員数の拡大及びロイヤルカスタマー(年間お買い上げ額100万円以上の会員)の固定化を図り、売上高の安定的確保・向上を目指す。
同カードは、三菱UFJニコスと提携して発行するもので、VISAまたはMaster Cardのいずれかのインターナショナルブランド付きカードとなる。また、同カードの発行に伴い、これまで各種発行していたカードを統合するとともに、カード券種ごとに異なっていたサービスの統一を図る。
また同カードは、一般の会員だけでなく、外商の会員も対象としており、個人の会員全てに対して統一的なサービスを提供する予定。さらに、同百貨店での利用金額に応じて、外商扱いの同カードへとランクアップする事も可能であり、会員のカードランクの変更も柔軟に行えるようになっている。
ここ数年、三越、大丸、高島屋、丸井など、大手百貨店がクレジットカード会社と提携し、クレジットカード事業の強化や再構築を図る動きが活発なような気がする。大手百貨店でも単独で獲得できる会員数の規模では、独自にクレジットカード事業を行い、サービスを充実させていくのは難しいということなのだろうか。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 11:43| 流通
