<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年04月13日

【流通】NECなど、ETC車載器の番号情報を取得する小型路側装置を発売

――景観になじみやすく設置箇所を選ばないデザインを採用――

日本電気(NEC)とNECエンジニアリングは、有料道路のETCで使用するETC車載器と通信し、ETC車載器固有の番号情報を読み取る小型路側装置「インフォビーコン」の出荷を開始した。両社は、「インフォビーコン」を使用したシステム全体で、今後3年間で30億円の売り上げを見込んでいる。
同商品は、ETC車載器固有の番号情報を取得する読み取り装置と、取得した番号情報をパソコンなどで管理するためのソフトウェアで構成され、駐車場やガソリンスタンドなど、消費者が車で訪れる施設に設置することで、ETC車載器の情報を読み取り、その情報をもとにして入退場管理などのサービスを容易に実現することが可能。また、安価かつ小型で扱いやすい為、同装置を用いることで、ETC車載器固有の番号情報を活用した入退場管理、顧客管理、料金決済といった様々なサービスを容易に実現することが可能になる。
近年、ETC車載器の普及が進み、今後は有料道路の料金決済だけでなく、ETC車載器を活用して、様々な場面でドライバーの利便性を向上させる新たなサービスが現れることが予測されている。今後もETC車載器の活用展開に期待したい。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:39| 流通