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2007年04月24日

【流通】大日本印刷子会社、画像データ貸出サービスを提供

――米国ボストン美術館の画像データ貸出サービスを開始――

大日本印刷の100%子会社で、コンテンツビジネスを担当するDNPアーカイブ・コムは、米国ボストン美術館収蔵作品の画像データ貸出サービスを日本国内で20日より開始した。
同サービスは同社が、代理店として、米国ボストン美術館宛の申請書類の作成など、画像利用のための交渉を代行し、利用許可が下り次第、同社が運営するWebサイト『Image Archives(イメージアーカイブ)』で、当美術館所蔵作品のデジタル画像をダウンロードできるようになるというもの。作品名、作家、年代、フリーキーワード(風景、人物、季節など)で、作品を検索することができ、著作権が保護されている作品については、同社が、著作権処理を行った上で、デジタル画像を提供する。利用用途としては出版物(書籍、雑誌、教科書、教材など)、商品(絵葉書、カレンダー、複製画など)、TV番組、ビデオ/DVD、広告関連媒体(ポスター、POPなど)、Webサイトなどがあり、個人利用も可能。今後の予定として、画像貸出業務や権利処理、コンサルティング、その他米国ボストン美術館に関連する事業全体で、2007年度は1億円の売り上げを見込んでいる。
現在、メディアには音楽作品や美術作品など、多くの作品が存在する。そしてコンテンツビジネスの分野において、重要とされる著作権の問題を代行してスムーズに処理してくれる同サービスの登場。今後もこのようなコンテンツを管理し、貸し出すというサービスというものが増えてくるのではないだろうか。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:55| 流通