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2005年04月19日

【物流】米国海事セキュリティーと我が国海運への影響

今月11日日本財団は2005年度の事業計画を発表した。物流関係では、「米国における海事セキュリティー対策の動向と我が国海運への影響に関する調査研究」、「極東ロシア・アジア間の総合輸送システム及び環境保全の為の調査研究」などを支援する。
米国海事セキュリティーと我が国に与える影響調査では、海上人命条約や海事保安法といった海事セキュリティーの対策の動向を的確に捉えて我が国の効率的な 輸送体制確立に役立てるのが狙い。また過剰な規制が海運事業への負担を増加させ海上物流機能の低下に繋がると予想される為、米国での官民協調的な取組の実 態調査を行う。
極東ロシア・アジア間の総合輸送システム調査では、資源の宝庫とされる極東ロシア地域について、7月に「北極海航路の利用促進と寒冷海域安全航行体制」に 関する国際会議を東京で開催。寒冷地仕様の特殊な輸送手段や海洋汚染防止を目的とした船舶の設計・建造、海上輸送路のリスク分散等が協議され、来年3月に 提言書をまとめる。

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投稿者:gotsuat 14:27| その他