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2005年05月09日

【物流】運輸業の抱える問題点 燃料費値上がりトップ

日本自動車工業会は、昨年8月から9月にかけて、運輸事業者670社、自家用事業者333社、荷主374社に実施した「普通トラック市場動向調査」の回答を分析した。
最近の経営状況は運輸業、自家用ともに5割以上が「悪化」だが、2002年の前回調査に比べると運輸業で2割が減少した。荷主は「良くなっている」が42%と倍増しており、回復傾向に推移している。
運輸業の抱える問題点(複数回答)のトップは「燃料費の値上がり」(67%)で、次に「運賃値下げ」(51%)、「自動車環境対策」(27%)と続く。5年前と比べた運賃水準は85%だが、荷主は98%とほぼ変わらない。
また、2003年度から施行された改正物流三法では65%が「競争激化」と回答しており、高い水準となっている。運送料金は施行前に80%を占めた「下がると思う」が、施行後に「下がった」は73%を占める結果となり、ほぼ予想通りとなっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:52| 物流事業者