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2005年05月10日

【物流】05年4-6月荷動き、「踊り場」局面に

日通総合研究所は先日発表した企業物流短期動向調査で、2005年4-6月の国内向け出荷量動向についての見通しを立てた。

05年4-6月の業種別動向では、卸売業、食料品・飲料などで復調の兆しが見られるが、電気機械、繊維・衣服などでマイナス幅が拡大し、業種全体では引き続きゼロ水準となる。このため、荷動きは「足踏み状態」が続く見通し。

全体では15業種のうち8業種の荷動き指数※がプラスとなり、化学・プラスチック(プラス14)をはじめ、食料品・飲料(プラス11)、紙・パルプ(同)、鉄鋼・非鉄(プラス7)などが比較的好調に動く。

しかし、繊維・衣服(マイナス22)、電気機械(マイナス21)などでは不振が続く模様で、03年10-12月以降5期連続して続いていた荷動き回復の動きが「踊り場」局面に入るとしている。

※荷動き指数・・・増加の回答割合から減少の回答割合を引いたものの数値

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:51| その他