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2007年07月11日

【知識】中央三井信託銀行など、合弁会社を設立

中央三井信託銀行とみずほ信託銀行は、証券代行業務におけるバックオフィスを担う合弁会社の設立について基本合意をした。わが国の資本市場においては、平成21年1月施行予定の株券電子化制度をはじめ、IT化によるインフラストラクチャーの整備が急務となっており、信託銀行は、証券代行機関として、膨大な株主データの管理・処理や株主の権利行使に関連する業務を手掛けてきており、従来以上にITノウハウを駆使したシステムの高度化が求められている状況にある。こうした中、証券代行業務を注力分野と位置付ける両社は、それぞれが長年培ってきた事務・システムのノウハウを集結させ、株券電子化以降の高レベルな共通基盤を構築すべく、この度、証券代行業務におけるバックオフィスを担う合弁会社設立について基本合意に至った。両社は、合弁会社への業務委託によって、スケールメリットを最大限に活かしつつ、高品質かつ安定的な業務運営を実現し、証券代行業務における両社のユーザーニーズに対し、今まで以上に迅速かつ的確に対応していく。なお、合弁会社は、証券代行業務におけるバックオフィスの「共同利用型プラットフォーム」として、業界のデファクトスタンダードを目指し、更なるIT・事務水準の高度化・先進化とスケールメリットを追求していく。また、賛同する他社とのアライアンスについても広く門戸を開いていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:04| 知識