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2007年09月25日

【知識】モバイルWiMAX事業会社設立

KDDIインテルコーポレーション東日本旅客鉄道京セラ大和証券グループ本社及び三菱東京UFJ銀行は、モバイルWiMAX技術を用いた2.5GHz広帯域移動無線アクセスシステム(以下「BWA」)の特定基地局開設計画の認定(以下「事業免許」)取得を目的に設立した「ワイヤレスブロードバンド企画株式会社」(以下「新会社」)への出資及び事業免許付与後のワイヤレスブロードバンド事業運営において協力することに合意した。新会社は、この合意に則り、事業免許を申請し、免許が付与され次第、出資各社の強みを最大限活用し、早期にワイヤレスブロードバンド事業の開始を目指す。KDDIは、2003年よりモバイルWiMAX技術に着目し、IEEEE(米国電気電子学会)、WiMAXフォーラムでの国際標準化に貢献するとともに、2006年には実用化を目指した国内で初の実証実験を大阪市で実施した。また、通信インフラの構築・運用保守など長年培った技術力・ノウハウも有しており、これらの経営資源を新会社に継承し、新会社の事業運営上の強みとしていく。インテルは、同社の戦略投資部門であるインテルキャピタルを通じて新会社に出資する計画。インテルキャピタルは、世界各国でこれまでにも重要なモバイルWiMAX案件に対して投資を行っている。
JR東日本は、自社インフラとして約7,500キロに及ぶ鉄道網に、約1,700ヶ所の生活拠点としての駅、更に1日約1,600万人という世界一のご利用客があるなど、首都圏を中心として幅広い顧客基盤を有している。加えて、新会社は、京セラ、大和証券グループ本社、三菱東京UFJ銀行から出資を受けることにより、モバイルWiMAXネットワークを早期に構築するための安定的な財務基盤を確立する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:27| 知識