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2007年10月05日

【知識】松下ロジスティクスの施設取得

物流施設専門の不動産開発会社プロロジスは、9月27日に松下ロジスティクスが所有する物流施設、計17施設を約850億円で取得した。取得金額は日本の物流不動産取引では過去最大級の規模となる。17施設合計の敷地面積は約331,800平方メートル、延床面積は約414,600平方メートルの規模を有し、日本全域に渡る高品質かつ大規模な物流施設がプロロジスの所有となる。なお、プロオロジスが松下ロジスティクスより取得した物流施設のうち、15施設はリースバック方式により松下ロジスティクスに賃貸提供され、引き続き同社の物流センターとして利用される。プロロジスは、松下ロジスティクスの所有する物流不動産を譲り受けることで、同社のキャッシュポジションの改善に貢献すると共に、コアビジネスへの“選択と集中”戦略をサポートする。またプロロジスは、今後松下ロジスティクスとの関係を一層強固にし、物流不動産のベストパートナーとなるべく、リースバック以外の新規拠点の開発や建替、物流業務効率化をサポートするプロパティマネージメント、更には松下グループに対するグローバルでの物流ソリューション等を積極的に提案していく予定。今回プロロジスが松下ロジスティクスから取得した物流施設は、札幌から福岡まで、全国の主要物流拠点に立地しており、今後プロロジスによって名称変更手続きなどが行われる。また、松下ロジスティクスが賃貸利用する国内のプロロジスパークは、今回15施設が加わることにより、既存施設のプロロジスパーク浦安I・浦安IIIを含めて計17施設となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:15| 知識