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2007年10月17日

【知識】「WANストレージ」サービスを提供開始

企業情報管理のアウトソーシングサービスを提供する、ワンビシアーカイブズは、 KDDIとのパートナーシップにより、企業システムのバックアップデータを、通信回線を介して、遠隔地に設置されたストレージ装置へ自動的に伝送させる「WANストレージ」サービスの提供を開始する。伝送に必要な通信回線や専用ストレージ装置等がパッケージ化されているため、容易に伝送バックアップシステムを導入できる。近年、自然災害の発生によるリスクへの備えとして、あるいは内部統制の観点等により、従来にも増して、企業に事業継続体制の確立が求められている。「WANストレージ」サービスは、都心より60km以上離れた遠隔地にある、ワンビシアーカイブズのデータセンターに設置された専用ストレージと企業システムを、広域イーサネット(KDDI Powered Ethernet)で接続することにより高度なセキュリティを確保するとともに、非同期ミラーリング方式を採用することでRPO・RTOの短縮(※)、バックアップ取得運用業務の軽減等が実現される。また、一般的なストレージサービスと違い、事業継続性を確保することを目的としており、障害によるデータ損失時にはユーザー企業内に設置する専用ストレージからデータをリストア、システム自体が被災した際には当社センターに設置された専用ストレージを顧客の指定する拠点に車両で搬送、といった運用も可能。さらにエントリーモデルとして、当社センター内の専用ストレージ装置に直接データを書き込む、遠隔ストレージタイプも提供する。
※RPO:目標復旧時点。障害発生時にどの時点までのデータを復旧するかを示す指標。
 RTO:目標復旧時間。システム復旧するまでの目標時間を示す指標。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:50| 知識