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2007年10月25日

【知識】近鉄タクシー、をIC決済を全車両導入

近鉄タクシーは、三井住友カードスルッとKANSAI、エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西と協力し、ポストペイ式(後払い)IC決済サービス「PiTaPa(ピタパ)」と後払い電子マネー「iD(アイディ)」を11月1日より大阪府下の全車両(397台)に導入する。今回導入するモバイル端末は「PiTaPa」「iD」の両決済サービスに対応しており、ユーザーはPiTaPaまたはiD機能が搭載された各種カード、おサイフケータイ(TM)(「iD」決済のみ)を読み取り端末にかざすだけで、支払いが可能となる。両決済サービスはともにポストペイ(後払い)方式なので残高を気にすることなく利用でき、小銭を出し入れする煩わしさもなくなる。また、導入する近鉄タクシーにとっても、支払い時間の短縮や支払い時の手間の軽減など利便性の高いサービスの提供が可能となる。「PiTaPa」は、関西圏を中心に、私鉄・地下鉄・バスでの利用エリアが拡がっており、今回の近鉄タクシーへの導入により、出発地から目的地までの鉄道・バス・タクシーによるシームレスな移動が可能となる。また、「iD」は後払い電子マネーとして利用者・利用店舗ともに拡大しているが、タクシーにおいても既に首都圏を中心に1万台以上に導入されており、今後各地域においてもタクシーへの導入を推進していく。スルッとKANSAI(PiTaPa)、NTTドコモ関西(iD)、並びに両決済サービスの加盟店開拓など各種業務を行う三井住友カードの3社は、PiTaPa・iD双方の決済手段のニーズが高い分野において、今後も協力して共用モバイル端末の導入を推進していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:38| 知識