<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年04月04日

【物流】軽油高騰影響調査 一部運賃転嫁4割超

全ト協は、荷主との運賃値上げ交渉の状況や運賃転嫁の実態などについてのアンケート調査を3月1日から24日まで実施。31日に調査結果を発表した。


これによると、荷主に対して約7割の事業者が運賃値上げを交渉しており、交渉をしていないとの回答は4分の1と少なくなっている。軽油の値上がりが収益に与える影響については、「収益悪化に大きく影響している」との回答が77.5%で、ほとんどすべての事業者が影響を受けている。運賃転嫁については、「ほぼ転嫁できている」は1.6%にとどまるが、「一部転嫁できている」が41.8%で、初めて4割を超えた。運賃転嫁がうまくいった要因(複数回答)は、「軽油値上がりが社会的に認知されてきたから」が最も多く71.0%、次いで「荷主がトラック業界の苦境を理解してくれたから」55.1%、「何回も交渉して、理解を得たから」51.0%となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:51| その他