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2005年06月15日

【物流】日本航空、旅客機の貨物室を利用した夜間貨物定期便を就航

日本航空グループは今月8日、羽田〜熊本線に旅客機の貨物室を使用した夜間貨物定期便を就航させると発表した。
来月7日〜10月までの運航日は水、木、金曜日の週3便で、運航ダイヤは羽田発午前0時5分〜熊本着1時45分、熊本発4時15分〜羽田着5時30分。
11月以降はデイリー化して毎日1便(往復)に増便する。
日本航空にとって旅客機の貨物室を使用した夜間貨物定期便の運航は初だが、すでに全日本空輸が羽田〜佐賀、羽田〜札幌の2路線で毎日運航している。
機材は、低騒音機であるA300‐600R型機(貨物搭載量・片道約11トン)を使用。通常に比べ高い高度から継続降下を行う進入やエンジン逆噴射を抑え た着陸、高い高度まで急上昇する離陸方法などを採用して極力騒音を抑え、周辺環境に配慮した運航を行っていく。
日本航空ではIT関連部材、宅配貨物(郵便小包含む)などのビジネス貨物、生鮮貨物を中心に1日当たり約20トン(往復合計)の需要を見込んでおり、将来 は需要動向に応じて、同じ低騒音機で搭載能力の高いB777型機(貨物搭載量・片道約15トン)を使用することも計画している。

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投稿者:gotsuat 16:02| その他