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2005年07月05日

【物流】国交省、交通事故要因を分析

国土交通省は自動車運送事業にかかる交通事故要因分析結果を6月30日発表した。
全国の運輸支局を通じて収集したバス、ハイ・タクを含む14事故の情報を基に検討会が分析。
トラックでは深夜・早朝時の追突事故3件とトレーラの単独横転2件を対象として運転者、運行管理者の両面から検証、問題点の考察と対応策がまとめられている。
追突のうち2件は適正診断をドライバーに受けさせておらず、3件とも改善基準告示違反の勤務だったことが判明した。
トレーラでは2件とも適正診断に基づいた指導の欠如、運転者に対する教育の不徹底などが指摘されている。
対応策として経路調査の充実、スタビリティー・コントロール・システム(SCS)の早期導入、緊締装置(ツイストロック)の固定確認を挙げている。
いずれの場合も適正診断によるきめ細かい指導や計画的な教育の必要性が求められている。

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投稿者:gotsuat 15:58| 行政関連