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2008年03月19日

【物流】社会保険未加入トラック事業者対策

国交省は、トラック運送業の社会保険などの未加入事業者が多数見受けられることから対策を強化するとともに、新規参入時に申請事業者に対する法令試験制度を導入する。H20年7月1日より改正通達を施行。

国交省の資料によると、社会保険の未加入率は26.7%、労働保険の未加入率は12.9%に達している。国による巡回監査などを通じて適正な加入についての指導を行っているが未加入率は上がる一方で、問題視されている。このため、今回、通達を改正し「社会保険等への加入」を許可条件に追加し加入を義務付けるほか、既存事業者の未加入に対しては行政処分の対象とする。

一方、90年の規制緩和(トラック事業法の施行)以降、法令巡視への意識が薄くなり、法廷違反の件数も増え続けていることから、新規許可事業者へ法令試験を導入する。トラック輸送業に新規参入する事業経営者に対し関係法規についての試験制度を導入することで、事業者の知識の向上を図る。

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投稿者:gotsuat 10:05| 行政関連