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2005年08月01日

【物流】車載器にサービス集約、物流システムの効率化

国土交通省は、 スマートウェイ推進会議を開き、官民共同研究の報告と共に、サービス開始に向けた今後の方向性について議論が行われた。次世代道路サービスの1つとして、 ETCを含めた多様なサービスを、共通の車載器を通じて開始することで、将来的には複数の通信メディアとの連携や物流サービスの効率化を狙ったもの。
サービス開始時の2007年に、ETC、カーナビゲーション、道路交通情報システムと別々のサービスを1つの車載器に集約することに加え、
1.道の駅などの情報接続
2.道路上での情報提供
3.公共駐車場決済といったサービスを提供
スマートインターチェンジ一体型物流拠点や低公害車用施設の設備、ITを活用した輸送効率化支援などにより高速道路利用率を高め、効率的かつ環境にやさしい物流システムの構築が可能となる。
委員からは、「開始以降のサービスの可能性の不透明さ」や「車載器の普及不足」などの指摘のほか、物流システムへの影響についても「ETC車載器の利用で都市内物流の効率の悪さを改善できる対策を講じるべき」などの意見が出された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:44| 行政関連