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2005年08月09日

【物流】軽油価格の上昇分を補てんする動き広まる

タンクローリー輸送業界で、荷主の元売り各社がトラック事業者に対し、軽油値上がり分を補てんする動きが出ている。これは、航空や海運業界のサーチャージ 制度に近いもので、ある元売りでは、軽油の価格が1リットル当たり65円を超えた部分を運賃に上乗せして負担したり、自社のサービスステーションを回って いる車両に限り、上昇分金額を事業者に支払っているところもある。これらは、事業者の石油連盟に対する要望書提出等の活動が成果をあげたものといえる。
また、全日本トラック協会でも、軽油値上がりに関する6‐7月の調査で、「(価格を)転嫁できている」とする事業者が、1月に比べ5.4%から9.3%に増加していると発表し、これも荷主交渉が奏功していると言えるようだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:34| その他