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2005年08月30日

【物流】上場物流企業4ー6月期連結業績

上場物流企業の2005年4ー6月期連結業績(一部単独決算含む)によると、企業間で明暗が分かれたものの全体的に経常利益を順調に伸ばした。
小口貨物を主力に扱う特別積合せ企業では、軽油価格の高騰や運賃単価の下落で苦戦を強いられたものの、陸運は日本通運、ヤマト運輸をはじめ、日立物流、日 本梱包運輸倉庫、センコーといった 3PL事業を積極的に展開している企業の利益の伸びが目立った。
また、倉庫業界も国際物流の伸びに伴い、業績を伸ばしたが、住友倉庫、三井倉庫では不動産賃貸事業の不振で減益となった。
下図の新光総合研究所が24日発表した全業種1003社の業績集計でも、それぞれ前年同期に比べ順調に推移していることがわかる。新光総研では、「陸運、倉庫、運輸分野も活発な荷動きに支えられ、順調に業績を伸ばしている」との見通しだ。

 
2005年 4ー6月期
2006年 3月期見通し
売上高増減率
6.0%
4.0%
経常利益増減率
8.4%
0.6%
純利益増減率
▲3.4%
13.3%
経常利益率
6.1%
5.8%
    出所:新光総合研究所 24日現在。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:03| その他