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2005年09月27日

【物流】経産省、原油価格上昇の影響調査についての緊急フォローアップの結果公表

原油価格上昇の影響調査についての緊急フォローアップの結果を今月20日に経済産業省が公表した。
緊急調査は8月中旬から9月中旬までの期間、繊維、化学など多くの原油・石油製品を使用する業種・企業(経済産業省所管)を中心に実施。運輸業は含まれ ず、定期的に行っている中小企業(建設業、製造業、卸・小売業、サービス業に属する)への調査となっている。
自社の費用全体に占める原油・石油製品関連費用の割合が大きいのは、石油製造業、プラスチック製品製造業、窯業・土石製品製造業、クリーニング業で、運輸 業は上位に入っていないが、収益への影響ではこの4業種に加え、運輸業でも9割が「収益が圧迫されている」と回答している。
価格転嫁の動向では、「全く転嫁できていない企業」が7割、「コスト上昇分の20%しか転嫁できていない企業」が2割で、全体で9割の企業が転嫁を困難と 感じている。また、今後の見通しについても「転嫁は困難」が7割、「やや困難」が2割で合わせて9割を超える企業が転嫁を困難とする見方をしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:49| 行政関連