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2005年10月04日

【物流】「スピードリミッター」装着義務付けから2年

大型トラックへの「スピードリミッター」の義務付け開始から2年が経過した。
「スピードリミッター」を装着した大型トラックは、時速90kmを超えると自動的に感知し減速する。これにより、大型トラックのスピードの出しすぎによる重大事故を未然に防ごうというものである。
トラック業界独自の調査によると、「追い越しをかけるのに時間がかかる」「到着時間がやや遅くなった」などの意見も聞かれるが、これまでの推移では肯定的な意見が多いという見解を示した。
最大3年間にわたる猶予期間を設けてスタートした安全規制の強化策であるが、その装着状況は車検時にチェックされる厳しい制度であるため、国土交通省の推測どおりに進んでいる模様。

スピードリミッター装着台数の推移
年月
装着台数
装着率
H16年9月末
19万900台
約24%
H16年12月末
21万7500台
約27%
H17年3月末
25万2600台
約32%
H17年6月末
28万1000台
約35%
H17年8月末
30万3000台
約38%
(国土交通省集計)
取り付け開始時の装着予想
(対象は大型貨物自動車 約80万台)
時期
装着予想台数
装着率
H15年9月
約2万台
H16年9月
約20万台
約25%
H17年9月
約40万台
約50%
H18年8月末
約70万台
約98%
(国土交通省集計)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:29| 行政関連