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2005年10月13日

【物流】2004年度物流システム機器生産出荷統計

日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が、2004年度物流システム機器生産出荷統計をまとめた。
統計によると、全体では2,679億7,500万円と対前年16.5%の伸びを示している。これは、薄型テレビ等のクリーンルーム(*1)向けの需要(売 上額609億9,000万円、対前年比57.4%増)拡大が要因と考えられが、それ以外の売上についても、5年振りのプラスとなる2,069億8,500 万円(対前年比8.2%増)となり、物流システム機器に対する設備投資の回復の兆しが見える。
今後は、クリーンルーム向けの売上の80%が海外向けということから、中国、台湾などアジア地域が主要な市場になると予測される。

<2004年度物流システム機器売上額>
(単位:百万円)
設備機器名
2004年度
進捗率(対前年比)
クリーンルーム向け
60,990
57.4%
その他
206,985
8.2%
合計
267,975
16.5%

クリーンルーム(*1)・・・コンタミネーションコントロールが行なわれている限られた空間であって、空気中における浮遊微小粒子、浮遊微生物が限定され た洗浄度レベル以下に管理され、またその空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される洗浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの 環境条件についても管理が行なわれている空間

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:22| その他