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2006年04月20日

【環境】ヤマト運輸、2温度帯コンテナ導入

ヤマト運輸はJR貨物と連携し、東京−九州の幹線輸送で2温度帯対応の鉄道クールコンテナ(31フィート)を導入、3月からテスト運航を開始した。クールコンテナ内部に可動式の間仕切りを設けることで、冷凍・冷蔵の2温度帯を実現し、荷物量に合わせたスペース調整を可能にした。GPS(全地球測位システム)も搭載しており、温度異常が発生してもリアルタイムでキャッチでき、最寄りのターミナルで対応できる。

今回のクールコンテナ導入により、通常の宅急便で使っているロールボックスパレットが使用可能となるため、積載効率が30%向上。鉄道輸送への切り替えにより二酸化炭素排出量は年間850トン削減できると見込んでいる。同プロジェクトは、昨年のグリーン物流パートナーシップ会議の「物流効率化推進事業費補助金交付決定事業」として認定されている。

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投稿者:gotsuat 12:01| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】