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2006年05月02日

【環境】CGL、環境負荷低減効果を調査

ロジスティクス環境会議(CGL)が「取引条件見直しによる物流の環境負荷低減効果に関する調査報告書」を発表し、多頻度小口配送や時間指定納品、リードタイム短縮といった取引条件の見直しを、産業界に広く取り入れるよう提言した。

そこで、特定商品の物流プロセスに着目し、製造業36%、卸・小売業6%、物流業56%、その他2%の構成比47社を対象に、原材料供給施設から小売業店舗の輸送区間を13に区切り、問題箇所の調査と、工場・入出荷施設での最長待機時間の調査を行った。調査後、ある会社の取引条件を見直し、その効果を推計したところ、店舗配送を毎日から隔日に切り替えた場合、年間でCO2排出量は49.7%削減、物流コストは22.2%減少。

また待機時間中のアイドリング時間を30分と6時間で比較すると、CO2排出量には12倍の差が出るなど大きな効果があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:22| その他の取組内容 【取り組み内容別】