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2006年07月05日

【環境】CO2排出量の荷主別案分法を解説

経済産業省は、ロジスティクス分野での環境負荷低減の取り組みを効率的に推進していくため、17年度「環境調和型ロジスティクス調査報告書」をまとめた。

CO2排出量の荷主別案分法では、燃料法、燃費法、改良トンキロ法の各算定手法での案分の必要性を説明し、貸切便と混載便の標準的案分手法を明確化した。トラック以外の輸送モードでのCO2排出量算定方法として、鉄道では、モーダルシフトの効果をより正確に把握するため、原単位の精緻化を課題に挙げ、船舶については、輸送資材単位での原単位を用いた算定も可能とするよう整備することを指摘した。

また輸送包装を対象に、包装資材の購入量の算定フォーマットを掲載し、金額ベース、数量ベース、重量ベース、材質別の把握方法を説明したほか、排出量は重量ベースでの把握を基本に、産業廃棄物、事業系一般廃棄物、有価物それぞれの排出量を算定し集計する。

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投稿者:gotsuat 14:17| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】