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2006年10月30日

【環境】全日空が軽量型コンテナを導入

全日本空輸が、燃料消費の抑制、CO2排出量の削減に努めるため、今年の冬ダイヤから200個の軽量型新コンテナを導入する。来年度以降、順次同コンテナへの更新を進めていく。
底盤と骨格を除く外壁部分をケブラー素材に変更し、開閉部分をキャンバス素材に変更することで、従来の100%アルミニウム製のコンテナに比べ28キロの軽量化を実現した。

当初は成田〜サンフランシスコを中心とした欧米路線で利用していく。成田〜サンフランシスコ線の使用機材であるボーイング777−300型機のコンテナ搭載可能個数は44個で、一機あたりの軽量化は最大1,232キロが可能となる。この場合、片道で燃料は3,470リットル(ドラム缶17本分)の削減となり、CO2排出量は8,550キロの削減となる。またメンテナンスコストも半減できると見込んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:19| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】