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2006年08月03日

【物流】長距離フェリー 燃料油高騰で経営圧迫

長距離フェ リーの航送台数が、景気回復に伴い荷動きが活発化していることなどを受け、6ヵ月連続で前年実績を上回っている。しかし、航送台数の増加に対し、旅客に関 しては伸び悩んでおり、加えて燃料油価格の高騰が収益を圧迫している。長距離フェリー業界では年間100万キロリットルのC重油を消費するため、94年か ら03年度平均に比べて04年度では100億円、05年度では200億円の負担が増え、経営が圧迫されている。
また、コストに占める燃料費の割合も平均で20%前後から35%前後にまで上昇したことから、各社ともバンカーサーチャージを適応することで対応している が、昨今の急騰ペースでは新料金を適応した頃にはもう吸収できなくなっている。C重油価格の高騰推移は以下の通り。

 
1キロリットル当たりの平均価格
94年〜03年度
約2万円
04年度
約2万9,000円
05年度
約4万1,000円

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 16:15| その他